それが分かったとき
私は乳がんでした。
それがわかったのは、2015年10月。
気持ちの良い、青空が綺麗な秋の日でした。
(ガーデニングが好きで、お気に入りの花や木の手入れをするのが楽しみな普通の主婦でした)
市役所からの1年に1回の健康診断で
その日も、毎年受けている市の健康診断を普通に受けに出かけました。
(毎日、当たり前に見ていた空や山、普通の景色が・・・)
最期の医師との面談で
いつも通りに検査をいくつか終わらせて、最後は担当医との面談。
「何か気になることはありますか?」
と聞かれ、
「そうですね・・・」
「ん・・・、そう言えば」
「最近、胸がひっぱられる感じがするかなぁ・・・」
と答えました。
大丈夫だと思うけど
「そうですか。」
「では、マンモグラフィを取ってみましょうか。」
「99%大丈夫だけれどね!」
とも言われて。
青天の霹靂
2週間後、
大丈夫とは思いつつ、ドキドキしながら検査結果を聞きに。
診察室に入ると
「今度はエコーを取りましょう!」
と、予想外のことば。
エコーだけかと思ったら、
「細胞も検査します。」と。
エッ?!
もしかしたら・・・
悪性の乳がんです
これを聞いた時に頭が真っ白になりました。
今思うと、私の人生が変わった瞬間だったなぁ、と。
あれから3年
入院期間は短いものでしたが、抗がん剤の副作用で退院後も、苦しみました。
その自分が、今こうして普通の生活に戻れたことは
本当に奇跡のような気持ちです。
私と同じ体験をされている方、
今もその苦しみの中にいる方、
同じ体験者として、伝えて行きたいと思っています。
病気は治る
健康になる
ということを。
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